「色即是空空即是色」

般若波羅蜜多心経の中の一説。すべては無常。でも、あれこれ思い悩むこともないよ、と言われているような気がして、心が落ち着く言葉です。

 「玄九種」
玄とは、少しの赤を含む黒色のこと。 そして、空間、時間を超越し天地万象の根源となるもののことをいうのだとか。 それがどんなものなのかが知り得ないので、あれこれ書いてみた、その中の九種です。
「青い山」

樹々は緑色をしているけれど、緑のことを青とも言いますね。 しかし、淡い空気の向こうに見える山々が文字通り青に見える時があります。東山魁夷の絵のように。 そんな風景を思って書きました。

「新月輪」

仏教用語で〈しんがちりん〉と読みます。 観念(心)のなかで満月の姿が完成したとき,自己の菩提心も清浄になり仏の悟りの本体と同一になる。 という意味だそうです。 ちょっと難しそうですが、素敵な言葉です。

「煩悩」

人間には108つの煩悩があると言われるけれど、それらを捨て去り悟りを開きたい、と思うのも煩悩のような・・・ 死ぬまでに幾つの煩悩を手放すことができるのか、見ものです!

 「千里同風」

同じ風が国土の隅々まで行き渡っている 世の中が平和で治っているという意味でもあるらしいです。 一つの国だけでなく、地球上には同じ風が吹いているのを感じますね、今は。

「パワーアップ」

世の中の多くの人が自粛を強いられている今、何かで充電してパワーアップしたいものです。人それぞれパワーの源は違えども、必ず何かあるはずですよね。それを見つけて充電!そしてパワーアップ!

「霜」

霜が降りた畑や草々、美しいですね。 幼いころ霜柱を踏んだあの感触、今も思い出します。

「莫妄想」

〈まくもうそう〉私たちの心を曇らせる最大の原因が妄想。それをくよくよ考えるな、妄想すること莫(なか)れ!と。 ほんと、そうできると爽快でしょうね。

 「即今」

〈そっこん〉今。現在。目下。 時間はその即今の連続です。一瞬一瞬大切にしたいものです。

「秋の蝶」

秋の季語になっています。立秋を過ぎてから見かける蝶のこと。春や夏の蝶に比べると弱々しくと飛ぶのでしょうね。儚げな印象ですが美しい言葉です。

「蝸牛」

〈かたつむり〉あまり見かなくなったような気がします。 ぐるぐるの軽い殻と、じとぉ〜っとしたあの軟かい体。 あんなにゆっくり動くのに、しばらくたって見に行ったらいなかったりして、 昔から不思議なイキモノの一つでした。

「日日是好日」

一喜一憂することなく、日々あることが幸せと思って過ごすこと。 あるがままをよしとして受け入れて生きる。 なかなかこれも悟りの境地ですね。

「晴」

お天気も、心も、ハレ! ハレの日はいいものです! ハレルヤ!

「鈍る」

〈にぶる〉使わないと道具も鈍る じっとしてると体が鈍る 考えないと頭も鈍る にぶらならないよう、いろいろ動かしたり使ったりしないといけないですね。

 書 滝沢 汀
 
 
プロフィール:
・奈良県出身。奈良県在住。
・幼少の頃より書道の道に入る。
・20歳で師範資格取得後は書壇には所属せず、SNS上にて活動を展開。
・2013〜2020年 東京、大阪、奈良にて数度の個展開催。
・2017、2019年 イタリア・ミラノでのグループ書展に参加
・2020年 現代アート書MVP受賞
・ASF参加
・他各種イベント、展覧会タイトル、屋号、プロダクツロゴの揮毫